INTP徒然草

思考が休まらないINTPによる掃き溜め場

002.INTPが水商売を続けられた理由、やめた理由

私は学生時代〜フリーター期に、水商売をしていた。水商売と言ってもガールズバーなので、夜職の中ではかなりライトな部分に属する業種ではある。

3年ほど勤務していて、月アベ100万、最高で300万売上ていたので、ガルバという業種の中では成功したのではないだろうか。しかし、INTPという性格上、あまり感情的な思考に共感が出来ないため、若い女の子に共感してもらって優しくされたいという一般的な客とは相性が悪いし、顧客に感情をむき出しにされると面倒だなと感じていた。単価が高くないとやる気が出なかったため、少数精鋭になりがちだったが、逆に一人一人に割ける時間も増やせて、一人一人を分析して対応も変えられたと思う。

ここまでが、接客業不向きなINTP女が水商売で成功できた理由だと考えられる。自分は、人間関係をゲームと同じだと考えがちなので、お金を使える人間に、どうしたらお金を使わせられるか考えて、攻略していくのは楽しかったし、顧客の大半はMで、私のような人間にあまり興味が無い冷たい対応が刺さる人が多かったのが幸いだった。

 

水商売で辞めた理由は、感情的な顧客からの執着に疲れたからだ。共感できないことに対して、共感してほしいと言われ続けるのはこちらとしてもストレスでしかない、また、客の作り方や対応の仕方がパターン化してきて、楽しさを見いだせなくなったことも大きい。学びがない日常に生きがいを見いだせないのがINTPだ。

 

引退して思うことだが、もし自分のこどもが夜職をやりたいと言い出したら、私は反対しないだろう。三年間ガルバで働いていて、多くの出会いがあったし、メンタルもかなり強くなった。しかし、目的なく怠惰に続けるものではないと感じた。